極東連邦大学の一行がチャレンジセンター・ものつくり館を視察しました

ロシア・ウラジオストクにある極東連邦大学の教員一行が7月20日に湘南キャンパスを訪問し、東海大学チャレンジセンターの学生たちの活動拠点である「ものつくり館」を視察しました。極東大と本学は今年4月にライフイノベーション分野での共同研究と人材育成に関する覚書を締結しており、今回は両大学による学術交流の方向性について具体的に話し合うことを目的に、ニキータ・アニシモフ臨時総長やヴィクトリア・パノヴァ副総長(国際連携)、ウラジミール・クリロフ法学部長(本学名誉博士、元極東大副総長)らが来学しました。

ものつくり館では、ライトパワープロジェクトの「ソーラーカーチーム」と「人力飛行機チーム」の活動を視察。ソーラーカーチームでは新井隆史さん(工学部動力機械工学科4年次生)がチームを代表してこれまでの活動や国際大会での成果、開発したマシンの特徴、環境問題に関する啓発活動の実績を説明しました。一行は新井さんの説明を受け、マシンの最高速度や性能について質問を投げかけるなど、高い関心を寄せていました。一方、「人力飛行機チーム」では、昨年パナソニックと共同で行った「エボルタチャレンジ」の成果などを説明しました。

新井さんは、「私たちの活動を通して、東海大学やチームに協力してくれている日本の企業について、海外の方に知ってもらう機会を与えていただいたことをうれしく思います。これからも、大学や日本のテクノロジーについて多くの人たちに知ってもらうため、こうしたチャンスを大切にしていきたい」と話していました。

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