サイエンスコミュニケーターが中高生理科体験教室に協力しました

東海大学チャレンジセンター・サイエンスコミュニケーターが、8月6日に湘南キャンパスで行われた「中高生のための理科体験授業」に協力しました。この催しは夏休みを利用して学校法人東海大学が毎年開いているもので、学園の付属中等部2、3年生と高校1年生を対象に、大学での体験授業や学生・大学院生との交流を通して理工系の楽しさに触れ、進学意欲を高めてもらうことを目的としています。今回は付属の中等部3校、高校4校から32名の生徒が参加しました。

本プロジェクトは科学教室を開催し、中高生にもわかりやすいよう「色の変化」をテーマに、プロジェクトメンバーが講師となって実験を披露しました。インジゴカルミンやグルコースを混ぜた溶液に振動を加えると赤・黄・緑に色が変わる「信号反応」や分光器を使った光の変化に関する実験を目にした生徒は、「どの実験もすぐに反応が表れて、わかりやすく興味深いものばかりでした」、「一つひとつわかりやすく説明してもらえたので、原理を理解しやすかった。今後の勉強に役立てたい」と話していました。プロジェクトメンバーの尾上武史さん(工学部応用化学科2年次生)は、「今回の科学教室に向けて新しい実験も用意してきました。生徒の皆さんは色の変化がなぜ起こるのかを興味深そうに聞いてくれていたので、さらに理科に興味を持ってくれたと思います」と語りました。

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