デンマーク工科大学の一行がチャレンジセンター・ものつくり館を視察しました

デンマークのコペンハーゲンにあるデンマーク工科大学(DTU)の教員一行が、11月17日に湘南キャンパスを訪問。東海大学チャレンジセンターに参加する学生たちの活動拠点である「ものつくり館」を視察しました。一行は、同日に本キャンパス松前記念館講堂で、学校法人建学75周年記念行事の一環として開催された国際シンポジウム「日本とデンマークの現在と未来」で講演いただくために来学しており、アナス・ビャクレウDTU学長や、自由党選出国会議員のベアテル・ホーダー氏(本学名誉博士)、DTUビジネススクールプログラムディレクターのサム・ステフェンセン氏らが参加しました。

ものつくり館では、ライトパワープロジェクトの「ソーラーカーチーム」と「人力飛行機チーム」の活動を視察。今年10月にオーストラリアで行われた世界最高峰のソーラーカーレース「2017ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ」でドライバーを務めた佐川耕平助教(工学部電気電子学科)が「ソーラーカーチーム」の概要や、過去の大会実績を紹介。「太陽光で走る技術はとても素晴らしい。この技術を普通車にも応用するにはどうすればいいのでしょうか?」といった質問に対し、佐川助教が「この形で一般道を走るのは難しいのですが、電気自動車の充電技術はすでにあるものなので、コストや太陽パネルの効率をどう上げるかが課題になると思います」と答えました。一方、「人力飛行機チーム」では、プロジェクトメンバーが機体の構造や昨年パナソニックと共同で行った「エボルタチャレンジ」の成果について紹介しました。

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