Tokai International Communication Clubが「にこティー教室」を実施しました

東海大学チャレンジセンター・Tokai International Communication Club が4月12日から2018年1月18日にかけて、秦野市立南公民館(神奈川県秦野市)で「にこティー教室」を実施しました。

「にこティー教室」とは、参加者が「いつもニコニコしているティーチャー」という印象を受け、「にこティー」と親しみを込めて呼んでくれたことに由来しており、秦野市在住でボリビアやペルーなどの国とつながりのある小中学生および未就学児を対象に、日本語の読み書きのほか、宿題や授業でわからなかった内容を教える支援を行っています。本企画は学校および教育委員会の支援、協力のもと2013年度より実施しています。

春セメスターは、計27回のべ295名となり、秋セメスターは計28回のべ531名が参加しました。平均参加数人数が増え、すでに参加している子どもたちや親戚などの紹介で新しく入った子どもたちも増え、子どもたちの中に「にこティー教室」の必要性が上がってきました。秋学期後半では、勉強中心の部屋と勉強後「自由に遊べる部屋」に分けることで、子どもたちの集中力が続くようにしました。

プロジェクトメンバーの中古賀渉さん(理学部情報数理学科1年次生)は「日本語がまだ話せなくて十分に会話ができない子も参加してくれるようになり、日本語の学習支援の幅が広がりました。来年度は日本語を十分話せない子どもへの支援やより子どもたちが来たくなる「にこティー教室」を作っていきたい」と語りました。

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