サイエンスコミュニケーターが「サイエンスリンクin仙台」に参加しました

東海大学チャレンジセンター・サイエンスコミュニケーターが2月25日、東北大学片平キャンパスさくらホール(宮城県仙台市)で開催された科学体験イベント「サイエンスリンクin仙台」(主催:同実行委員会)に参加しました。本プロジェクトは、”実験教室を通して、子どもたちに科学の楽しさを伝え、複数の団体が協力してイベントを行う”ことを目的として初めて参加しました。

当日は112名の親子連れが来場。2枚重なった偏光板の偏光板を片方だけくるくる回すと色が変わる「くるくるステンドグラス」と「ブラックライト」を使った工作実験を行いました。また長さ100センチほどの腕が入る太さのパイプに牛乳数滴を混ぜた水道水を目いっぱい入れ、端から光を当てると波長の違いによって青や赤に見える「レイリー散乱」現象の実験展示を行いました。

参加した子どもたちからは、「光にはいろんなものがあることを知らなかった」「光って面白い」という感想をいただき、保護者の方々からも「もっと原理のことを知りたい」といった意見をいただきました。

プロジェクトメンバーの佐藤千裕さん(理学部化学科2年次生)は「仙台の子どもたちに科学の楽しさを伝えることができました。光の実験は色が変わったり、光り方が異なったり、視覚的な変化が多く、子どもたちも興味を引いてくれてよかったです。また、同じサイエンスコミュニケーションを図る他団体と協力することでお互いに実験の質が向上し、イベント運営についても学ぶことができました」と語りました。

science rink.png