3.11生活復興支援プロジェクトと熊本復興支援プロジェクトが「ひらつな祭」にブースを出展しました

東海大学チャレンジセンター・3.11生活復興支援プロジェクトと熊本復興支援プロジェクトが、3月11日に紅谷パールロード商店街・まちかど広場・公園通り西口商店会(神奈川県平塚市)で6回目の開催を迎えた「ひらつな祭」(主催:ひらつな祭実行委員会、災害から未来(あす)を守る会)に、「被災地支援と地元の防災力強化」を目的に参加しました。3.11生活復興支援プロジェクトは今回で5回目の参加、熊本復興支援プロジェクトは初参加となります。

3.11生活復興支援プロジェクトは東北福祉大学と共同で9名のプロジェクトメンバーがブースを担当しました。3.11生活復興支援プロジェクト側のブースでは本プロジェクトの活動紹介と被災者の声をまとめた動画『どんぐりチャンネル』の放映、テンセグリティータワー※を設置しました。テンセグリティータワーには東日本大震災の被災者へのメッセージを集めました。そして東北福祉大学のブースでは子どもたちを対象に同大学が製作した「防災カルタ」の体験ブースや「防災○×クイズ」を実施し、187名の参加者がブースに来場し防災について学びました。また、熊本復興支援プロジェクトのブースには47名の市民が来場し、4名のプロジェクトメンバーがブースを担当し、本プロジェクトが2016年8月から長期休暇を利用し熊本県で活動した地区の約2年間の移り変わりの様子の写真を展示しました。

来場者からは、「震災から7年が経った現在も活動を続けていてすごいね。」「これからは、風化防止活動がどんどん大事になってくるね。」などの声が聞かれ、東日本大震災、熊本地震の当時のことを思い出してもらうきっかけの時間、そして復興状況を参加者に伝える機会となりました。また、主催の方からは「大学生が参加してくれたことで、イベント全体の活気が出たのでありがとうございました。また、前日や当日の朝などの準備もお手伝いしてくれてありがとうございました。」とお言葉をいただきました。

3.11生活復興支援プロジェクトメンバー武田和樹さん(工学部建築学科2年次生)は「今回のイベントに参加することで、平塚市周辺で被災地支援や防災減災活動している様々な団体の活動内容を知ることができ、それらの団体とのつながりを強くすることができたので良かった。また、テンセグリティータワーにメッセージを書いてくれた来場者の中には、小学生や中学生の子供たちも多くいたので、その世代の子どもたちにも東日本大震災や東北の方への想いがあることに感動した。」と語りました。熊本復興支援プロジェクトリーダーの作田瞬さん(工学部航空宇宙学科航空宇宙学専攻3年次生)は「ひらつな祭に参加して熊本地震の事についても多くの方々に伝えることができた。またいろいろな団体とも交流ができ、今後の活動の幅が広がるのではないかと感じた。」と語りました。

※テンセグリティータワー:圧縮カのみを負担する圧縮材と引張力のみを負担する引張材より構成されるテンセグリティシステムを使用したタワー状の構造物やアーチ状の構造物に応用するための最適な形態を検討し、そしてそのユニットを積み重ねて計画した軽量なタワー

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