阿蘇援農コミュニティープロジェクトが「4月の短期援農」に取り組みました

東海大学・阿蘇援農コミュニティープロジェクトが4月7・8日、15日、21・22日、29・30日に「4月の短期援農」を実施しました。本プロジェクトは阿蘇地域の農家を対象に、定期的に援農活動を行っています。本プロジェクトは“農家さんの作業負担の軽減と自らの知識と技術を向上することの一環として行い、地元農家さんの協力を得て、メンバー同士・農家さんとの交流、さらに援農への理解を深めること”を目的に、土日・祝日などの休日を利用して活動に取り組んでいます。
今回の活動では各地区の農家を7日から30日まで7回に分けて訪ね各農家で作業補助を実施しました。

以下活動内容

【7・8日】

参加メンバー数:13名 活動場所:南阿蘇村
作業内容:アスパラガスの収穫、スギナ抜き、ネット掛け、ビニールハウス内片付け、扉作り、網掛け、雑草駆除、ハウスの除草、枯れ草・枯れ枝の処理

【15日】

参加メンバー数:3名 活動場所:菊陽町
作業内容:ブドウ畑に雨よけのためにビニール張り

【21日】

参加メンバー数:4名 活動場所:菊陽町
作業内容:ブドウ園で芽かき※作業、里芋の収穫

【22日】

参加メンバー数:4名 活動場所:南阿蘇村
作業内容:稲の苗を作り、播種作業、イチゴの苗が入っているポットを一列に並べ灌水かんすいホースの水が出る方向に向ける作業補助

【29・30日】

参加メンバー数:8名 活動場所:菊陽町
作業内容:カモミールの花摘み、トウモロコシの種植え、ハーブ園の雑草取り、ホーリーバジルの定植、ハラペーニョの定植 

訪問した農家さんからは「全員親しみやすく、楽しそうに作業していたので良かったです。次の援農も希望します。」といったお言葉をいただきました。
プロジェクトメンバーの甲斐耕太郎さん(農学部応用植物科学科3年次生)は「最初は不慣れであったため、作業速度は遅かったものの、慣れていくにつれ効率的に作業ができるようになり、楽しく感じました。今日の作業を通して思ったことは、果物の管理は手間がかかるということです。水稲や大豆とは違い、植えるまでの準備や植えて収穫までの作業がとても細々としており、果物を生産することに多くの労力が必要だということを学びました。そのように手間がかかる果物ですが、単価は他の作物より高く費用・労力対効果は他の作物と同じかそれ以上になると身をもって感じることが出来ました。」と語りました。

※枝を切ったところから芽などが2つ以上出ていたら1つになるように切る作業

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