病院ボランティアプロジェクトが手づくり絵本の読み聞かせ会を実施しました

東海大学チャレンジセンター・病院ボランティアプロジェクトが5月30日に東海大学付属本田記念幼稚園(神奈川県伊勢原市)にて手作り絵本の読み聞かせ会を初めて実施しました。手づくり絵本の読み聞かせ会は2016年より開始し、「子どもたちに医療や健康についてわかりやすく伝える」ことを目的としています。picture book.jpgのサムネイル画像

当日は年少クラスの子どもたち20名が参加し、最初に『聖徳太子』(※)というゲームでアイスブレイクを実施しました。

その後、好き嫌いなく食べることの大切さを書いた『やさいきちんとたべられるかな』と寝ることの大切さを書いた『かなちゃんとこうら』の2冊の読み聞かせを行いました。最後に「絵本楽しかった人?」と質問したところ参加した子どもたち全員が大きな声で「はーい!」と返事をしてくれました。また、先生からは「ここにいる子どもたちはご両親が医療従事者である子が多いので、こうした機会はご両親の仕事をより身近に考えられる良いきっかけだったと思います。病気にならないためにどうすればいいかということも、子どもたちがよく分かったのではないかと思います。」とお言葉をいただきました。

プロジェクトメンバーの矢吹真菜さん(工学部医用生体工学科2年次生)は「いままでやったことのない幼稚園での企画だったため、園児の人数が把握できていなかったなどといった反省点はありましたが、プロジェクト内でも積極的に新しいことにチャレンジするきっかけになりました。」と語りました。

※聖徳太子・・・「聖徳太子は一度に何人もの人の話を聞き分けることができた」という言い伝えにちなんで考え出されたゲーム。グループに分かれ、数人の子ども達が一斉に違う言葉を言うのでそれを聞き取り答える。