3.11生活復興支援プロジェクトが「いぬねこLOVEミーティングin東海大学前」で活動報告をしました

東海大学チャレンジセンター・3.11生活復興支援プロジェクト(3.11LCP)が6月9日、小田急線・東海大学前駅の南口広場と「TOKAIクロスクエア」で開催された「いぬねこLOVEミーティングin東海大学前~犬も猫も人も暮らしやすい秦野(まち)っていいな♪~」で活動を報告しました。このイベントは、動物愛護の普及啓発を目的に、猫の譲渡会や犬の飼育相談会などの催しとも連動して、ペットのための防災対策や、動物の保護などについて考えるもので、神奈川県知事から委託されて動物愛護活動に取り組むボランティア「県動物愛護推進委員」で構成される団体「湘南犬猫協議会」が主催し、本学のチャレンジセンターと地域連携センター地域連携課が協力しました。

当日は、TOKAIクロスクエアで3.11LCPプロジェクトリーダーの須藤和基さん(工学部建築学科2年次生)と泊地区リーダーの杉山愛さん(政治経済学部経営学科3年次生)が発表。初めに須藤さんがチャレンジセンターの概要や、東日本大震災で被害を受けた岩手県大船渡市泊地区や宮城県石巻市相川地区・小指地区などで展開してきた活動してきた内容を紹介し、「私たちは”持続可能な開発のための復興支援”を活動理念に掲げ、土地活用、結びつき、交流人口をテーマに活動してきました」と説明しました。杉山さんは、「月に1回、大船渡と石巻を訪れて現地の方々とコミュニケーションを図りながら企画提案や意見交換をしています。これまでに大船渡では子どもたちを対象とした工作教室を開催したり、津波到達ラインに沿って遊歩道『結の道』を整備したりしてきました。また石巻では、集会所として小指観音堂を建設し、春祈祷といった地元の祭りにも参加してきました」と語り、今後はSNSを使った情報発信や、動画サイトで現地の生の声を伝えていく活動に力を入れるといった展望も紹介しました。また、須藤さんと杉山さんは当日、TOKAIクロスクエアで実施されたイベントの司会進行も務めました。

会場ではそのほかにも、「補助犬って、どんな犬?」と題した講演や、地域連携課の職員による「ウチのコの描き方~似顔絵のコツ教えます☆~」といったワークショップも開催。南口広場では「ペットの災害対策のヒント」「ペットグッズや日用品、復興支援品のバザー」などのブースが設けられました。

さらに、関連イベントとして、6月4日から9日にはTOKAIクロスクエアで「ペットの災害対策」「『3.11生活復興支援プロジェクト』活動報告」などの展示が行われ、8日には相模どうぶつ愛護の会の佐藤桂子さんといぬねこ笑顔の会の内蔵美佳さんによる講演会「保護どうぶつとのかかわり方」が開催されました。また、同日には神奈川県動物愛護推進委員の深谷美登里さんを講師に招き、地域連携講座「ウチのコの守り方~今日からできる”もしも”の備え~」も実施しました。

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