メカトロマイスタープロジェクトが「第18回レスキューロボットコンテスト神戸予選」に参加しました

東海大学チャレンジセンター・メカトロマイスタープロジェクトが6月24日、神戸ポートオアシス(兵庫県神戸市)にて開催された「第18回レスキューロボットコンテスト 神戸予選」に参加しました。本イベントは「阪神・淡路大震災の後、震災被害に対する研究や開発、技術の継承や次世代人材育成、また、世代を超えての災害への啓発」を目的としたレスキューロボットのコンテストとなります。本プロジェクトは日頃より人々の役に立つロボットや技術の開発を行っており、2016年の熊本地震での経験を踏まえ災害時に自分たちにできる行動の一環として、今回で5回目の参加となります。

コンテストにはプロジェクトメンバー12名で臨み、結果本選進出にはなりませんでしたが、救助者を模したダミヤン(※)を救出する一歩手前まで健闘しました。また、観客の方々に自分たちの製作したロボットの機構や技術を披露し、レスキューロボットの技術の進歩を見せました。

プロジェクトメンバーの松尾康晴さん(基盤工学部電気電子情報工学科2年次生)は「製作期間は心身共に大変なことも多くありましたが、ロボットが動き、レスキュー活動を行う姿を見た時はとても報われたなと思う瞬間になりました。また、昨年からロボットの作成方法を見直し、新たな方法で取り組みましたが、良い面と悪い面、両方の面が見えてきたので今後に向けて改善を行っていきたいと思います。近年地震災害が多発しているため、災害への関心が高まっている今だからこそ、コンテストや自分たちの活動をより積極的に発信することにより、災害への理解・啓発への第一歩となるのではないかと感じました。」と語りました。

※ダミヤン・・・要救助者を模擬したレスキューダミー(人形)のこと

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