3.11生活復興支援プロジェクトが東日本大震災についてワークショップを実施しました

東海大学チャレンジセンター・3.11生活復興支援プロジェクトが7月13日本学湘南キャンパスにて”震災から7年経った今、自分がどのような活動ができるのか”をテーマに平塚市役所都市整備部みどり公園・水辺課の木原友生さんをお招きしワークショップを実施しました。本企画は「東北で活動をする前に改めて震災のことを学ぶ」ことを目的に開催され、プロジェクトメンバー26名が参加しました。

木原さんは東日本大震災時、平塚市派遣職員として被災地である岩手県石巻市に派遣され、復興支援に当たりました。避難所運営の体験談や震災当時の様子紹介など写真やスライドを使用し講演いただきました。その後木原さんの講演内容を参考に5グループに分かれてディスカッションを行いました。

その中で参加したメンバーから「行政にとって学生ボランティアとはそのような存在なのか?」という問いに対し、木原さんからは「長い間継続して活動し続けているなど、行政には出来ないことを学生ボランティアは行ってくれているので頼もしい」とご回答をいただきました。

プロジェクトリーダーの須藤和基さん(工学部建築学科2年次生)は「震災当時に行政が行っていた復興支援活動を知ることができたことで、復興支援を行うためには秩序や規則が大事であることを知ることができました。また、ワークショップを行った際には、学年によって異なる視点の意見や考えを聞くことができたので、参加したメンバーにとって新たな考え方を知ることができた良い機会になったと思います。」と語りました。

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