第20回チャレンジセンターセミナー「人と地域とのつながり」を開催しました

東海大学チャレンジセンターでは7月20日に湘南キャンパスで、第20回チャレンジセンターセミナーを開催しました。今回は現代教養センターの礪波清一教授が「人と地域とのつながり」をテーマに講演。代々木・高輪・清水・伊勢原・熊本・札幌の各キャンパスをテレビ会議システムでつなぎ、地域住民の皆さんや学生、教職員ら約200名が聴講しました。

礪波教授ははじめに自身の経歴を語り、ホテル業界や不動産業界で働いた経験や、国内外のリゾート地の成り立ちについて紹介しました。また、自身が起業した株式会社EWELのビジネスモデルや事業内容、クライアントの傾向などについて説明したほか、リゾート開発に携わった北海道ニセコ町における経済波及効果について解説。外国人観光客が増加しているニセコ町の成功要因について、「地元の住民ではない人がその地域にほれ込んでリゾート開発を後押しし、それを住民が受け入れて支援したことが重要。人と地域を理解し、信頼関係を築くことが何より大切です」と語りました。学生からは、地域住民とのかかわり方や地域創生に必要なポイント、起業の際の注意点など多岐にわたる質問が挙がり、礪波教授が一つひとつ丁寧に答えました。参加した学生は、「地域活性化の実例を聞くことができ、とても参考になりました」「起業したときの話を聞いて、事業を興すことに興味を持ちました」と感想を述べていました。

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