「第11回南沢ラベンダーまつり」を開催しました

札幌キャンパスで7月22日に、「第11回南沢ラベンダーまつり」を開催しました。本キャンパスのある札幌市南区の南沢地区が、日本におけるラベンダー商用栽培発祥の地であることから、本学ではラベンダーを通じて地域とのつながりを深めることを目的として1,666㎡の畑で2,630株を栽培しています。ラベンダーまつりは、見ごろを迎えた畑に多くの方にご来場いただき、その魅力を伝えるとともに地域との交流をよりいっそう深めようと2006年度から開催しています。11回目を迎えた今回は、本キャンパスで活動する東海大学チャレンジセンター・札幌ボランティアプロジェクトが運営を担当。企画立案から地域住民らとの調整、運営までを学生たちが担い、畑の除草にも取り組みました。

当日は、学生や隣接する付属札幌高校の生徒、地域住民ら約500名が来場。南区南沢地区町内会連合会のラベンダー植栽に関するパネル展示や旭台町内会による植物交換会を実施したほか、休憩所も設営。ボランティアプロジェクトが南区特産の「札幌軟石」を使ったワークショップも行いました。さらに、ラベンダー畑をバックに札幌キャンパス吹奏楽部が「ラベンダーコンサート」を開催。CMソングとして知られる東京スカパラダイスオーケストラの「Paradise Has No Border」やロックバンド・DEEP PURPLEのメドレーを披露し観客から大きな拍手が送られました。続いて学生サークル「東海大学~祭屋~」が「YOSAKOI演舞」を、ダンス部がパフォーマンスを行い、会場を盛り上げました。来場者からは、「ラベンダー畑の景色を毎年楽しみにしています」「地元が日本でのラベンダー植栽発祥の地と伝えてくれる催しで、住民にとっても価値のあることだと思います。今後も地域を盛り上げてもらえれば」といった声が聞かれました。

運営に携わった学生たちは、「初めて学生が主体となって企画したので不安もありましたが、天候にも恵まれて多くのお客さんにきていただけてうれしかった」「ステージも出演する団体ごとに丁寧に対応することで、スムーズに運営できたと思います。プロジェクトメンバーが協力できる体制がとれたことがよかったと思います」と話しました。プロジェクトリーダーの和田涼平さん(生物学部海洋生物科学科2年次生)は、「規模はあまり大きくできませんでしたが、今後も継続することで徐々にでも盛り上げていければと思います。ボランティアプロジェクトはもっとキャンパスのある南区とかかわりの深い団体にしたいと考えているので、そのためにできることをして、地域貢献につなげたい」と今後の活動に向けた意気込みを語っています。

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