Challenge for the Borderless Worldがイドバタ会議を実施しました

東海大学チャレンジセンター・ユニークプロジェクトChallenge for the Borderless Worldが7月14日だいろくコミュニティ広場来るりん(神奈川県伊勢原市)で「イドバタ会議vol.4」を実施しました。本企画は「地域の方と医療分野を学んでいる学生がお互いに対する理解を深め、伊勢原に存在する課題を見つけ出し共に解決について考えること」を目的としています。

当日は20名の地域の方が参加し、プロジェクトメンバー6名と6~10名のグループに分かれ各々話したいテーマを自由に話し合いました。そして、急性期病院を出た後の受け入れ先の不足の問題などグループ内で話し合った内容を他のグループと共有し、地域の方々とのつながりを深めました。

参加者からは「初めて参加しましたが、大変楽しく勉強になりました」などのお言葉をいただきました。

プロジェクトリーダーのニーリー デヴンさん(医学部医学科3年次生)は「今回私は3回目の参加ですが、今回も色々なお話が伺えて楽しかったです。普段学生として生活しているとご高齢の方がどのような生活をしているのか知る機会は少ないですが、イドバタ会議を通じて地域の皆様と話すことでその一部を垣間見ることができました。健康麻雀クラブに通っている方もいれば、地域の他の皆様に健康体操を教えている人もおり、また介護で大変な思いをしている方もいました。それらの話を聞く中で一つ感じたのは、退職後の生活の中でも何らかのコミュニティに参加することの意義です。退職した後は自分から何かのコミュニティに能動的に参加していかないと、社会から切り離されたまま一人で生活することになってしまいかねません。趣味でもなんでもいいので何かのコミュニティに参加しそこで人と関わることは、老後の生活を充実させるうえで大切なことの一つではないかと思いました。」と語りました。

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