熊本復興支援プロジェクトがESD塾防災教育ミニプログラムを開催しました

東海大学チャレンジセンター熊本復興支援プロジェクトが7月4・11・18日の計3回に渡りESD塾防災教育ミニプログラム(※)(主催:熊本復興支援プロジェクト)を秦野市立大根中学校の生徒を対象に本学湘南キャンパス(神奈川県平塚市)にて実施しました。本プログラムは「地域の防災意識を高める活動の一環として、ESD塾に参加している生徒に対し防災教育の機会を作り、大根中学校の生徒の防災意識向上を図る」ことを目的に開催されました。

防災ミニプログラムとして1回20分という短い時間の中で、本プロジェクトメンバーが4班に分かれ各日、各々のテーマで中学生に講義を行いました。防災意識を高めてもらえるよう各班クイズ形式・講義形式・実演形式で構成し、中学生が積極的に参加できるプログラム内容を実施しました。

参加した中学生からは「身の周りにあるものが災害時に役立つ防災グッズになることが分かりました」「ゲーム形式のものが楽しかった」と声が上がりました。

プロジェクトメンバーの陌間(はざま)拓未さん(工学部精密工学科2年次生)は「このプログラムはこれからの活動を行う上で非常にいい経験になりました。本プロジェクトは熊本の復興の状況や防災などを伝えることを主体としているため、情報を伝える上でのスキルやノウハウを得ることは今後の活動に非常に役立ったと感じました。」と語りました。

下記プログラム内容

7月4日(水)

テーマ:熱中症の予防と対処法

ねらい:熱中症の症状は軽く考えられがちだが、実際は死亡する可能性のある危険な病気であること、その対処法を知ってもらう

7月11日(水)

テーマ:チーム対抗早抜けクイズ

ねらい:防災対策について知ってもらう

7月18日(水)

テーマ①:身近なもので考える防災

ねらい:新聞紙やポリ袋が災害時の役にたつことを知ってもらい、そこからどう役に立つかを考える

テーマ②:絵合わせクイズ

ねらい:同じグループの仲間と協力し、一緒に楽しみながら防災グッズの意外な使い道について学ぶ

※ESD塾・・・Education for Sustainable Developmentの略。持続可能な社会のための教育