動植物園プロジェクトが「高校生を対象としたワークショップ」を開催しました

東海大学チャレンジセンター・ユニークプロジェクトの動植物園プロジェクトが8月30日に熊本市動植物園資料館(熊本県熊本市)にて「高校生を対象としたワークショップ」(主催:動植物園プロジェクト)を開催しました。本企画は「若い来園者である高校生に野生動物や自然環境に関心を持ってもらうことや、動物園のこれからについて考えてもらう」ことを目的に今回初めて開催しました。

当日は熊本県内の高校生14名が参加。伊藤秀一教授(農学部応用動物科学科)による「動物園の歴史について」と樫村敦講師(農学部応用動物科学科)による「野生動物の絶滅要因について」の講義を受講。その後、動物園にて実際の動物を見学してから、今井早希助教授(農学部応用動物科学科)による「健康管理方法や動物が感じているストレス」について学びました。描写体験には画家の岡村真希子氏に来ていただき、キリンやアフリカゾウの描写に挑戦しました。動物の写真をトレースしたり、キリンの模型を測定し比率を把握しながら絵を書きました。

高校生からは「現在のようなレジャー施設としての動物園ではなく、研究施設や種の保存の場であることを強調したい。」「イラスト教室はなかなか参加する機会がないため珍しい体験となった、現職の飼育員と関わることができ嬉しかった。」などの声が上がりました。

プロジェクトメンバーの古田薫さん(農学部応用動物科学科 3年次生)は「この企画を通じて学んだことはプロジェクト活動を行う上で解説板のデザインを考えたり、イラストを描くときに役立つと思いました。他にも、講義で学んだことは普段の授業で得た知識を深めることができました。」と語りました。

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