Tokai Formula Clubが「第16回全日本学生フォーミュラ大会」で8位に入賞しました

東海大学チャレンジセンター・Tokai Formula Clubが9月4~8日に小笠山総合運動公園にて「第16回全日本学生フォーミュラ大会」(主催:公益社団法人自動車技術会)に参戦し8位に入賞しました。本大会は「主役である学生が自ら構想・設計・製作した車両により、ものづくりの総合力を競い、産学官民で支援して、自動車技術ならびに産業の発展・振興に資する人材を育成する。」ことを目的に年に一度開催されています。第16回大会には世界各国より109校が集まり、5日間で車検、静的審査【コスト・プレゼンテーション・デザイン】、動的審査【アクセラレーション・スキッドパッド・オートクロス・エンデュランス・効率】の審査結果、計1000点満点で順位を決定しました。

本プロジェクトは39名、『TF2018』車両で参戦。タイムトライアルでは約900mのコースを60.251秒の記録、耐久競技では約20kmのコースを1分12秒/kmのペースで走行しました。5日間を終え、『TF2018』は総合8位の入賞を果たしました。

プロジェクトリーダーの月村雄太さん(工学部動力機械工学科3年次生)は「強豪がひしめくこの大会で総合10位以上を必ず獲る!そういった意気込みで大会に臨んだ結果、目標以上の総合8位という結果が獲れたことに今はただ手放しで喜んでいます。しっかりと今年度プロジェクトの目的や目標、タイムといったベースがしっかりと作れたことで車両開発にも統一感が生まれ、コンスタントに各審査でポイントが取れたと思っています。活動を支援して下さった全ての方々に御礼申し上げます。来年、再来年と東海大学が「強豪校」の一角として認知されるよう、引き続き後輩をサポートしていきたいと思います。」と語りました。

【以下各審査結果】

<静的審査>

コスト・・・15pt 64位

プレゼンテーション(『審査のコンセプトに沿い、製造会社の役員に設計上の優れていることを確信させる』という仮想のシチュエーションのもとで行う)・・・56.25pt 13位

デザイン(設計)・・・123pt 5位

<動的審査>

アクセラレーション(0-75m加速)・・・80pt 11位

スキッドパッド(8の字コースによるコーナリング性能評価)・・・51.79pt 15位

オートクロス(直線・ターン・スラローム・シケインなどによる約800mのコースを2周走行。ベストタイムを競う)・・・94.29pt 18位

エンデュランス(直線・ターン・スラローム・シケインなどによる周回路を約20km走行する。走行時間によって車の全体性能と信頼性を評価)・・・243.24pt 10位

効率(エンデュランス走行時の燃料・電力消費量を評価)・・・73.278pt 15位

ICV(ガソリン車)部門・・・7位

総合・・・8位入賞

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