病院ボランティアプロジェクトが医学部付属大磯病院で「癒しのイベント」を開きました

東海大学チャレンジセンター・病院ボランティアプロジェクトが9月15日に東海大学医学部付属大磯病院で、「第5回 癒しのイベント」を開きました。入院中の患者さんのストレスや不安の緩和などを目的として実施しているものです。「マイベストサマーソング~WAになって歌って唄って謳おう~」と題した今回は、秦野市や平塚市を中心に活動している吹奏楽団「湘南シーウインドアンサンブル」と、小田原市を拠点とする合唱サークル「仲良しコーラス”うりぼう”」が出演。患者さんや家族ら約70名が来場しました。

前半は湘南シーウインドアンサンブルが、『川の流れのように』やNHK大河ドラマ『西郷どん』のテーマなど3曲を披露。迫力ある演奏に、会場からは大きな拍手が送られました。後半は、仲良しコーラス”うりぼう”が、『365日の紙飛行機』『童謡・唱歌 夏のメドレー』のほか、事前に患者さんからリクエストされた『上を向いて歩こう』など5曲を熱唱。来場者は、手拍子をしたり一緒に口ずさんだりして、「生の演奏を聴いて元気が出ました」「ひさしぶりに歌って楽しかった」と笑顔をみせていました。

中心になって企画したプロジェクトリーダーの大野遥さん(教養学部芸術学科音楽学課程2年次生)は、「患者さんやご家族はもちろん、演奏者も病院のスタッフの皆さんもプロジェクトメンバーも、皆が一体となって楽しめる企画を考えました。事前に患者さんから聴きたい曲をリクエストしていただくのは初めての試みでしたが、一緒に歌うだけでなく涙を流している方もいらして、うれしく思いました。今後も、子どもから大人までが楽しめて、季節を感じてもらえるイベントを開きたい」と話していました。

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