サイエンスコミュニケーターが那智勝浦町立勝浦小学校・色川小学校にて実験教室を実施しました

東海大学チャレンジセンター・サイエンスコミュニケーターが9月11・12日に那智勝浦町立勝浦小学校と色川小学校(和歌山県東牟婁郡)にて両校の4~6年生を対象に那智勝浦町教育委員会より依頼を受けて「実験教室」を実施しました。

本企画は那智勝浦町教育委員会より「子ども達が将来について考えるうえで大学生が日ごろどのようなことを学んでいるのか、実際の大学生と交流をさせてあげたい。理科を学ぶ上で座学のみでは面白さを実感することができないため、実際に見たり体験したりしてもらいたい。」という依頼の元、今回で2回目の協力となります。

当日はプロジェクトメンバー3名が参加。11日午前は色川小学校4~6年生・午後に勝浦小学校5年生12日は勝浦小学校4・6年生を対象に、蓋付きの容器にマシュマロやお菓子の袋を入れ真空にする『しゅぽしゅぽ』と、赤緑青で出来た分光シートを使用し、光の色が混ざると白色になるという実験と、真鍮の長さが違うパイプを使って曲を演奏する「バンジーチャイム」を児童にも参加してもらいながら行いました。真鍮(5円玉の材料)が銅(10円玉の材料)とアルミニウム(1円玉の材料)より綺麗な音が鳴ることの比較実験も行いました。また、『しゅぽしゅぽ』の実験では「3.2.1しゅぽしゅぽー!!」と元気よく掛け声をかけてもらいました。

参加した児童たちからは設問に対し「いやこっちだよ!」「当たったー!」など積極的な声が聞こえました。主催者からは「子どもたちに実際に体験してもらうのは座学とは全く違う。来年は他の学校もよろしくお願いします。」とお言葉をいただきました。

プロジェクト広報リーダーの井出通利さん(工学部原子力工学科2年次生)は「今回のイベントではそれぞれが実験ショーを担当して行いました。子どもたちの反応が本当に良く、普段と比べて近い距離で実験ショーを行うことができました。この距離で出来る実験ショーであれば、もっと子どもたちに楽しんでもらうショーができたのでないかと思うので、更に興味を持ってもらえる実験ショーを試行錯誤しながら行っていきたいと思います。」と語りました。

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