阿蘇は箱舟プロジェクトがオオルリシジミ不法採集防止パトロールと除草活動を実施しました

東海大学チャレンジセンター・阿蘇は箱舟プロジェクトが南阿蘇村にてオオルリシジミの不法採集防止パトロールと除草活動を実施しました。

本活動はオオルリシジミを主とした熊本県指定希少野生動植物の保護活動の一環でプロジェクト発足時から定期的に行っている活動です。5月19・20日の活動には湘南キャンパスより初めて南阿蘇を来訪したプロジェクトメンバーも合流し両キャンパスのプロジェクトメンバーで活動を実施しました。

パトロール活動では草原を歩きながら双眼鏡を用いて半径300mほどを観察します。また、移動中に初めて参加するメンバーに阿蘇の希少野生動植物の紹介を行いました。

除草活動では1haを刈込みバサミ・芝刈り機を使用し除草しました。

今回のパトロールでは不法採集者は確認できませんでしたが、オオルリシジミが卵を産むクララが切られており前回のパトロールより切られた数が増加したことが判明しました。除草活動を通じオオルリシジミに最適な生息環境を維持する難しさ、自然の雄大さをプロジェクトメンバーたちは目の当たりにしました。

プロジェクトメンバーの金子拓未さん(理学部情報数理学科1年次生)は「今回初めて阿蘇を訪問し、阿蘇の自然の雄大さと保全の難しさに加えて絶滅危惧種を含む動植物の保全の難しさを知りました。今回の阿蘇で見て感じたことを湘南でも伝えていきたいと強く思いました。」と語りました。

<以下活動日>

① 日時:5月12・13日

参加人数:10名

② 日時:5月19・20日

参加人数:15名

③ 日時:6月16日

参加人数:38名

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