ポリへドロン工作隊が「サタデーセミナー」に協力しました

東海大学チャレンジセンター・ユニークプロジェクトのポリへドロン工作隊が9月15日に本学附属静岡翔洋高等学校(静岡県静岡市)にて「サタデーセミナー」(主催:附属静岡翔洋高等学校)に協力しました。本企画は2015年度から学校完全週6日制になったことから、翔洋高等学校では土曜日は通常の授業とは異なり「すぐに役立つ、将来役立つ、一生役立つ」授業を「サタデーセミナー」として毎週土曜日に展開しています。本プロジェクトは2年生の数学の授業の1項目を依頼されました。

今回は「トランプで立体を作ろう①」という授業を行い、2年生50名が参加しました。トランプが黄金比(※)の長方形であるため、この特徴を利用しハサミで切込みを入れ、それを組み合わせて立体製作を行いました。「平行六辺形」の製作は数字のカード1~6までを使用し、その後の「菱形十二面体」の製作では絵札12枚を使用し立体を製作しました。様々な数学の知識を学びながらの製作に高校生たちは楽しそうに授業に臨んでいました。

高校生からは「数学の授業でこんな授業を受けるのは初めてです。」などと声が上がりました。

先生方からは「このような体験型授業は普段行っていないので、このような機会を頂きありがとうございます。」とお言葉をいただきました。

プロジェクトリーダーの小澤功樹さん(工学部生命化学科2年次生)は「サタデーセミナーでは、多くの高校生の方々に、この授業を受けて頂きました。普段のイベントでは、小学生の低・中学年向けにイベントを行っているので、高校生向けのイベントという貴重なイベントを経験させて頂き、高校生や大学生、大人の方々に対する対応など、学ぶべきことが沢山あると認識することができました。」と語りました。

※黄金比・・・線分を一点で分けるとき、長い部分と短い部分との比が、全体と長い部分との比に等しいような比率。1対1.618をいう。古代ギリシャでの発見以来、人間にとって最も安定し、美しい比率とされ、美術的要素の一つとされる。

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