3.11生活復興支援プロジェクトが「思い出を残そう」を開催しました

東海大学チャレンジセンター・3.11生活復興支援プロジェクトが2月3日小指観音堂(宮城県石巻市)にて「思い出を残そう」(主催:3.11生活復興支援プロジェクト)を実施しました。

本催しは震災以降の地区のコミュニティ再生の拠点づくりを目指して2016年に設置した「小指観音堂」が完成してから 2年半の月日が流れ、本プロジェクトが小指観音堂の活用方法について改めて地元住民の方々と話し合いを行った結果、今後『情報館』として活用していくことが決まったことから今回の企画が実施されました。

当日は、本プロジェクトと地域住民との復興の軌跡を示した年表の設置・活動写真の設置・同地区の被災地マップを設置しました。また、懇親会も開催し、地元住民に豚汁を振る舞い、参加者らはこれまでの思い出を振り返りました。

また、今回メンバーらは地元のお祭りである「春祈祷」(※)にも協力し、獅子舞で各家を地元住民と回り、太鼓演奏をしながらこの地区の繁栄を願いました。

地元住民からは「春祈祷を行うにあたって獅子舞や太鼓の演奏などは大学生の力がなかったらできなかったよ。」とお言葉をいただきました。

プロジェクトメンバーの栗原直樹さん(工学部土木工学科2年次生)は「資料作りなどは大変でしたが、無事に間に合うことができてよかったです。個人的には初参加の春祈祷だったのですが、小指観音堂も地区の方々の住宅と同じように扱っていただき、祈祷を行った時はとても感銘を受けました。これからも地区の方々とたくさん関わっていきたいと強く思いました。」と語りました。

※春祈祷・・・家内安全、商売繁盛、身体健康、五穀豊穣等を祈る家庭祭祀のこと

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