Beijo Me Ligaが「マルチカルチャーキャンプ2018冬」を開催しました

東海大学チャレンジセンター・Beijo Me Ligaが2月6日から8日に国立中央青少年交流の家(静岡県御殿場市)にて「マルチカルチャーキャンプ2018冬」(主催:Beijo Me Liga)を開催しました。本企画は「日本に住んでいる外国人の子どもたちに未来の自分を自由に描いてもらうために、狭いコミュニティの幅を広くするきっかけ作り」を目的として、さまざまな人と交流しつながりを作ることができるよう開催しており、今回で7回目の開催となります。

当日は学校法人TS学園の方や一般参加者など53名が参加。3日間にわたり様々な企画を実施しました。参加者全員で満開の桜を描く『手形ツリー』や『ミニ運動会』、日本の文化を楽しむ目的で『節分』の豆まきも行いました。そして、『サラウ』と呼ばれる即興パフォーマンスの披露会を開いて、歌やダンスなどを鑑賞しました。最終日は講師の方々をお呼びして生命のダンスを意味する「ビオダンサ」と呼ばれるブラジルの定番ダンスを習いました。そして閉会式では涙を流し、別れを惜しみました。

参加したTS学園の先生からは「キャンプを通して、子ども達にとっても、またプロジェクトメンバーにとっても、ものすごく意味のあるものになったと思います。互いに言語が通じ合わない環境でしたが、そこを問題とせずに、楽しい事を共有することを中心としていたので、本当に良かったです。またポルトガル語と日本語をお互いに教え合うという文化共有が行えたことは、これからの信頼に繋りますし、更なる交流を行いたいと感じました。本当にありがとうございました。」とお言葉をいただきました。

プロジェクトメンバーの今野敏成さん(文学部ヨーロッパ文明学科2年次生)は「1日目、TS学園の子どもたちとは初対面でとても緊張していましたが、親切で親しみやすい子どもたちで、私たちも安心してキャンプを行うことが出来ました。次第に彼らとは仲良くなっていき、2日目以降は気軽に話せるようになっていました。参加者全員で行った運動会の騎馬戦やムカデ競争では安全に気をつける必要はありましたが、とても楽しんでくれていたので、このアクティビティを行うことができて良かったと思えました。最終日には、みんなでダンスを行い、最終日の余韻を楽しみました。最後には感動と寂しさから泣いてしまう人もたくさんいましたが、それだけ今回のキャンプを皆さんが楽しいと感じてくれたのは良かったと思います。」と語りました。

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