阿蘇は箱舟プロジェクトが「阿蘇実習フィールド内における野焼き」を実施しました

東海大学チャレンジセンター・阿蘇は箱舟プロジェクトが3月2日に本学阿蘇実習フィールド(熊本県南阿蘇村)にて「阿蘇実習フィールド内における野焼き」(主催:阿蘇は箱舟プロジェクト)を実施しました。本企画は「草原の一部を維持するため、阿蘇の文化を伝承し、プロジェクトメンバーに自然保全活動を肌で感じてもらうこと」を目的に今年初めて実施しました。

『野焼き』文化は阿蘇の美しい草原を維持する作業の一つであり、長きに渡り人々の手によって生み出されています。ダニなど人畜に有害な虫を駆除するとともに、木が生い茂ることを防止し、野焼き後、しばらくすると阿蘇一帯は鮮やかで柔らかい草に覆われます。今回は湘南キャンパスのプロジェクトメンバーも合流し、ブルーベリー並木周辺の土手およびぶどう園前の土手を消防隊の方々に協力いただき野焼きを行いました。野焼きに初めて参加したプロジェクトメンバーは自然の雄大さを目の当たりにし、阿蘇の美しい草原を守る過程を経験しました。

プロジェクトメンバーの金子拓未さん(理学部情報数理学科1年次生)は「今回、初めて阿蘇の野焼きに参加させて頂き、見て感じたことを湘南で伝えていきたいと強く思いました。来年度は他の湘南校舎メンバーに参加していただき、メンバー全体の活動に対する知識、経験の共有をはからなければならないと感じました。」と語りました。

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