TICCが「2018年度秋学期にこティー教室」を実施しました

東海大学チャレンジセンター・Tokai International Communication Club(TICC)が9月19日~3月21日まで、毎週水・木曜日の計24回、秦野市立南公民館(神奈川県秦野市)にて「2018年度秋学期にこティー教室」(主催:TICC)を実施しました。本企画はTICCが最終的に目指している「多文化共生社会」の実現を達成するために、秦野市周辺に住んでいる「外国につながりのある子どもたち」を対象とする学習支援活動の一つであり、「外国につながりのある子どもたち」が勉強面での躓き、あるいは子どもたち自身の生い立ちをコンプレックスとしないために、子どもたちが常に明るく笑顔の絶えない環境づくりを心掛けて活動しています。また、「にこティー教室」が創立された当初から親交があるサポーターズチーム、はだの子ども支援プロジェクト「ゆう」のメンバーの方々と共に協力し活動を実施しています。秋学期はのべ457名の外国につながりのある小学生~高校生までの子どもたちが参加し、公民館に到着次第、宿題や定期テストの勉強を行います。その際大学生が文系科目・理系科目に分かれて学習指導にあたりました。また、勉強終了後にはカルタやボードゲームを使用し子どもたちとの交流を深めました。

参加した子どもたちからは「掛け算が早く出来るようになった。」「志望校に合格することが出来た。」などの声が上がりました。

プロジェクトメンバーの中古賀渉さん(理学部情報数理学科2年次生)は「今回は子どもたちが自主的に勉強をしていたことが見受けられました。中学生は分からない分野や苦手な教科を積極的に聞きにきたり、発展問題に取り組んだりしていました。また、今年度の受験生は意欲的に受験勉強に取り組んでいることが印象的でした。来年度受験生になる子どもたちもその場にいたため、来年度の受験に対する意識にいい効果を与えられたと思います。来年度の新入生メンバーにどのようにして参加してもらうかが課題ですが、プロジェクトとして企画の引継ぎや支援の体制を考え、来年度もにこティー教室と通じて子どもたちのサポートをしていきたいと思います。」と語りました。

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