[湘南]サイエンスコミュニケーターが「秦野市立東小学校 PTA 東小ふれあいまつり」に協力しました

東海大学チャレンジセンター・サイエンスコミュニケーターが11月9日に秦野市立東小学校(神奈川県秦野市)にて「東小ふれあいまつり」(主催:秦野市立東小学校PTA)に参加しました。本企画は主催者より依頼を受け、”子どもたちに科学の楽しさを伝えること、地域住民と交流を深めること”を目的に、今回初めて協力しました。

当日は150名がブースへ来場。ブースでは『人工いくら』の実験を展開しました。児童らはスポイトを使って色をつけたアルギン酸ナトリウム水溶液を1滴ずつ塩化カルシウム溶液に落とし、表面に膜が出来てイクラのような物質を作りました。完成後メンバーは「塩化カルシウムにアルギン酸ナトリウムをいれることで、カルシウムイオンがアルギン酸の分子同士をつなぐ役割を果たす。ここで生成する物質は溶液に溶けず、膜のようになり球状のかたまりを作ることができる。」と解説しました。

参加した子どもからは「学校では教えてくれないことも教えてくれてうれしい。」「お兄さんの説明わかりやすかった。」といった声が上がりました。

元プロジェクトリーダーの田澤美奈さん(文学部歴史学科東洋史専攻3年次生)は「参加してくれた小学生はすごくエネルギッシュで、一緒に実験工作をすることでこちらも楽しく企画をやり遂げることができました。人工いくらに興味を持ってくれて、とても達成感のある企画になりました。」と話しました。

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