[湘南]キャンパスストリートプロジェクトが「学習プログラム」を実施しました

東海大学チャレンジセンター・キャンパスストリートプロジェクト(C.A.P.)が社会福祉法人かながわ共同会秦野精華園(神奈川県秦野市)にて「学習プログラム」を実施しました。

本企画は”施設利用者に対し学習の機会を設け、メンバーが施設利用者に簡単な計算や文字の読み書きなどの学習支援を行い、知識や教養を身につけてもらうことで、学力の向上や社会生活への参加を促すこと”を目的に2017年度より行っています。今年度は4月20日・7月26日・10月26日の計3回実施し、利用者の自由参加形式でサポートを行いました。

メンバーらは利用者個人が学習したい、漢字やひらがなの読み書き、お金の計算から簡単な算数、ローマ字や英単語などの練習など、社会で使用する基礎的な知識を中心に学習をサポート。担当した利用者の性格や行動を考慮した上で、個々のペースに合わせ、分からない箇所があれば分かりやすいように教え、励ましながら一緒に問題に取り組みました。利用者らはメンバーと交流することで意欲的に学習に取り組む様子が見られました。

プロジェクトメンバーの辻陸人さん(教養学部人間環境学科社会環境課程2年次生)は「健常者と障がい者の違いを理解した上で、個々人の性格や行動に対応しながら、実際に利用者とメンバーが近い距離で接することで理解を深めることが出来ました。また、利用者と共に問題に取り組み、学習意欲を引き出すことによって学ぶことの楽しさを知ってもらい、同時にメンバーは教えることを通して交流を行えたと感じています。」と振り返りました。