チャレンジセンターが大学職業指導研究会と意見交換会を行いました

東海大学チャレンジセンターでは、12月1日にオンラインで大学職業指導研究会第二分科会と意見交換会を開催しました。同研究会は、首都圏にある私立大学の就職支援担当者らが参加し、それぞれの課題について協議や講演会、情報交換会などを開いています。意見交換会は同研究会からの依頼を受けて実施したもので、各大学の関係者に本センターの活動を紹介することが目的です。

当日は本センターの教職員のほか、亜細亜大学、共立女子大学、多摩大学、二松学舎大学、武蔵野大学、和光大学の関係者が参加。まず、岡田工センター長が説明に立ち、「チャレンジセンターは学生が自由な発想で企画したプロジェクト活動を通じて、『自ら考える力』『集い力』『挑み力』『成し遂げ力』を身につけてもらおうと2006年に設立されました。プロジェクトの取り組みは多岐に渡っており、日ごろの学びを地域貢献につなげる学生たちや研究成果を武器に世界規模で活躍している団体もあります。本学はメインキャンパスの湘南だけでなく、札幌や熊本などにもキャンパスがあることから、農学部のある熊本キャンパスのプロジェクトは地域の農業を支える『援農活動』を展開し、札幌キャンパスでは冬場の雪下ろしを手伝うボランティアに取り組む学生もいます。今年度は新型コロナウイルス感染症の拡大もあり、例年のような活動ができない期間もありましたが、現在はオンラインでそれぞれができることを検討しながら努力を続けています」と話しました。

その後は各大学の担当者から「参加している学生の様子は?」「プロジェクト活動が就職活動で内定につながることはありますか?」「活動はどのようにPRをしていますか?」といった多くの質問が寄せられ、本センターの職員が各プロジェクトの活動などを例に挙げながら答えました。参加者からは「学生の発想を生かして何かを成し遂げる過程は学生のキャリア教育の点でも非常に参考になりました」といった声が聞かれ、岡田センター長は、「私たちの活動について多くの質問をいただき、非常に貴重な時間になりました。今回のような意見交換会がきっかけとなり、他大学との連携や教育活動の幅が広がっていくことを期待しています」と話しました。