チャレンジプロジェクト「Global Innovation Project(GIP)」が秦野名水を使った「秦野名水ゼリー」を開発しました

スチューデントアチーブメントセンターのチャレンジプロジェクト「Global Innovation Project(GIP)」が、秦野市内のパティシエらと共同で秦野名水を使った「秦野名水ゼリー」を開発。8月6日にクアーズテック秦野カルチャーホール(秦野市文化会館)で開かれた「第6回秦野名水フェスティバル~名水を科学する~」の一イベント「名水マルシェ」で販売ブースを出展しました。

この取り組みは、GIPが実施したトークセッションなどで交流のあった秦野市内で活動する有志団体「ココハダLAB」で代表を務めるジェントルゆうすけこと椎野祐介氏から「地域交流イベントで販売するゼリーを作らないか」と提案いただいたことから実現したものです。プロジェクト内グループの「GIP foods(健康メニュー考案プロジェクト)」に所属するメンバーが中心となり、パティスリークラベリーナのパティシエらの協力を得て、秦野の名水を使ったゼリーの商品化に6月から着手しました。子どもたちにも興味をもらえるように、夏の風物詩「金魚すくい」をイメージ。秦野名水を用いた透明な層やバタフライピーを使った鮮やかな青色の層、金魚型の寒天ゼリーの色味や固さのバランスなどを試行錯誤して開発を続けました。また、同フェスのテーマ「名水を科学する」から、“アルカリ性であるバタフライピーに酸性のレモン果汁を加えると青色からむらさき色に変化する”という科学的要素を加えて、約2カ月かけて完成させました。

名水マルシェにはGIP foodsのリーダーを務める草沢こころさん(健康学部健康マネジメント学科4年次生)らが参加。来場客に「秦野名水ゼリー」を紹介し、秦野市の名水の魅力やゼリーの特徴を説明しました。草沢さんは、「ミネラルが豊富な秦野名水と、バタフライピーに含まれるアントシアニンの抗酸化作用によるアンチエイジング効果が加わった、健康的なゼリーが完成しました。ゼリーを作る過程では、ココハダの方々をはじめ多くの方たちとかかわり、自分たちにはなかった発想やアイデアなどたくさんの刺激を受けました。今回の販売では秦野名水の魅力だけでなく、GIP foodsの活動を知ってもらう機会にもなりました」と話しました。

パティスリークラベリーナオーナーシェフの吉田伊織氏は、「理想とするレシピを実現するため、学生たちと一緒に改良を繰り返してきました。メンバー全員がよい商品を作ろうと高いモチベーションで真剣に取り組んでくれたと思います」と振り返りました。椎野祐介氏は「GIPが取り組んでいる活動や目標を聞き、地域交流の一環として秦野名水ゼリーの開発・販売を提案しました。学生たちは自主的に取り組み、大人たちにもいつもと違った刺激が加わり、GIPとココハダの双方にとってよい結果を生んでくれたのではないかと思います。また、一緒に地域活性化に尽力できたらうれしい」と話していました。