TUECで日本の文化を体験できる「日本文化祭」を開催しました

ヨーロッパ学術センター(TUEC)では6月22日に、「日本文化祭」(ジャパン・カルチャー・デー)を開催しました。デンマークの人々に日本の文化を楽しみながら体験し、理解を深めてもらおうと2020年から毎年開いているイベントで、約250名が参加しました。

今年も茶道や着物、書道、弓道、剣道、空手、俳句、折り紙、現代のストリートファッション、コスプレ、「ポケモン」など、伝統的な日本文化から現代のポップカルチャーまで、さまざまなデモンストレーションやワークシップを用意。さらに、日本の食器や陶器、お菓子やラムネ、わかめなどの加工品やおにぎり、かき氷まで、日本の食料品を販売するブースも設け、家族で日本文化を楽しみながら体験できるイベントとなりました。今年は初めて秋田県男鹿市に伝わる伝統的な民俗行事である「ナマハゲ」のパーフォーマンスも行い、特に子どもたちが少し怖がりながら楽しんでいました。また、昨年同様に大人向けと子ども向けの「日本クイズ」を実施し、多くの来客者が参加しました。

TUECのヤコブ・イエンセン事務長は、「今年も好天に恵まれて、数百人の方に来場していただきました。現地スタッフの尽力とデンマークの日本文化に関係する多様な団体の協力によってこのようなイベントがまた実現でき、とても感謝しています。日本文化を知ってもらうのがイベントの主な目的ですが、東海大学のプロモーションにもうまくつながったと思います」と述べました。TUECコーディネーターのカミラ・ニールセンさんは、「準備は本当に忙しかったけれど、多くの方に満足していただけてよかったです。主催者として、協力してくれた団体の方々に感謝を表します。皆さんの協力抜きに、このようなイベントは実現できません。今年の日本文化祭を通して、あらためて日本文化の魅力を再確認できました」と語りました。