「エネルギーイノベーション総合展」に出展しました

東海大学では、1月28日から30日まで東京ビッグサイトで開催された「エネルギーイノベーション総合展」の「ENEX2026 第50回地球環境とエネルギーの調和展」「Offshore Tech Japan 2026 第7回海洋産業技術展」に研究シーズを出展しました。

ENEX2026では、総合科学技術研究所の長谷川真也教授が長年にわたって研究に取り組んでいる「熱から音を介して冷却/発電する熱音響装置」を出展。熱音響現象を応用し、未利用熱を用いた発電や冷却を可能とする装置の研究について紹介しました。長谷川教授の研究室に所属する千賀麻利子研究員や大学院生、学生らが説明に立ち、熱から音波を介して冷熱を取り出す装置と、熱から音波を介して発電する装置を展示し、次々と訪れる来場者に実演を交えながら説明しました。長谷川教授は、「地球温暖化を緩和し、持続可能な社会の実現に貢献するために、取り組むべき研究だと考えています。東海大学で10年以上に渡って継続的に研究できていることで性能も向上しました。こうした展示会を通して企業との共同研究に発展させたいです」と話しました。学部生時代から長谷川教授の下で研究に励む千賀研究員は、総合大学のスケールメリットを生かしてリニア発電機の研究にも取り組むなど幅を広げています。

Offshore Tech Japan2026には、海洋学部が出展しました。海洋理工学科海洋理工学専攻の植原量行教授が、本学の海洋調査研修船「望星丸」と調査用の小型舟艇「南十字」を用いた駿河湾における海洋・気象モニタリング調査や、河川水と外洋水の流入、季節によって異なる風と表層循環の関係性などについてポスターで説明。本研究は「駿河湾・海洋DX先端拠点化計画」の一環で取り組んでおり、植原教授は「さまざまなデータをデジタル化することで、海洋産業に貢献したい」と話しました。また渡邉啓介教授は、学生と共に取り組んでいる水中ドローンシステムの構築に関する研究について実物を展示しながら解説し、「自律型で遠隔操作のできるプラットフォームを確立できれば、今は人の手で行っている洋上風力発電のメンテナンスなどにも応用できます。水中ドローンと無人船を繋いだ自作の装置でテストを重ねているので、実用化に向けてバージョンアップしていきたい」と語りました。