2月17日から3月20日まで実施した東海大学の「第55回海外研修航海」に参加した研修団が、4月10日に湘南キャンパスで木村英樹学長に報告書を提出し、研修の成果を報告しました。1968年から実施している海外研修航海は、本学の海洋調査研修船「望星丸」(国際総トン数2174トン)で世界各地を巡り、文化理解や環境問題、協調性の大切さなどを実践的に学ぶ本学独自の教育プログラムです。今年度は96名の研修学生に加え、団役員、乗組員、海洋学部海洋理工学科航海学専攻の練習学生を合わせた総勢151名が参加しました。清水港を出港後、ポンペイ(ミクロネシア連邦)、コロール(パラオ共和国)、宮古島(沖縄県)に寄港。学生たちは言葉の壁を越えて多様な価値観に触れたほか、船上では洋上卒業式や団役員による特別講義など多彩なプログラムにも取り組みました。

10日の報告会では、研修団の大江一平団長(法学部教授)と中村隆志副団長(政治経済学部准教授)、海外研修航海実行委員会委員長の岡田工実行委員長(理系教育研究センター教授・学長室部長)に、団役員と研修学生が作成した報告書を提出しました。大江団長はスライドや写真を使って航海の様子を紹介し、「寄港地では現地の方々に熱烈な歓迎を受け、学生たちは非常に感動していました。教職員や東海大学後援会の皆さまをはじめ、多くの方に支えていただきながら、勉強にも遊びにも全力で取り組み、大きな成長を遂げた32日間になったと思います」と成果を語りました。
これを受けて木村学長は、「宮古島での研修や清水での帰港式で、皆さんの生き生きとした姿を見ました。研修団が一つになってさまざまな課題に取り組んでいた様子がとても印象に残っています。大きなトラブルもなく無事に帰港してくれたことを、何よりうれしく思います」と労いの言葉を送りました。

