東海大学では7月6日にオンラインで、「海外危機管理セミナー」を開催しました。本学学生・教職員を対象に、海外での重大事件や凶悪犯罪に巻き込まれないための予防策を周知し、万一巻き込まれた場合の対処策について理解してもらうために、2018年度から実施しています。外務省領事局海外邦人安全支援室の丹野智大氏が講演し、夏期海外派遣留学プログラムその他で海外渡航計画のある学生や教職員ら約150名が聴講しました。
当日はまず、学長室国際担当の中澤康治課長があいさつ。「危機管理においては、正しい情報を得て把握することが自分の安全を守ることにつながります。自分が危険にさらされてから情報収集しても間に合いません。事件や事故の予防を自分事として捉え、必要な情報を自ら集めるきっかけにしてください」と語りました。続いて丹野氏が講演。冒頭で、①日本とは違うことを意識する、②出かける前には治安や災害、医療など旅先の情報を確認する、③通話やメールなど通信手段を確保する、④常に警戒心を忘れない、⑤メンタルヘルス含む健康管理に留意する、といった「大切な5箇条」を紹介。出発前に情報収集ができる外務省のサービスを紹介し、登録を呼びかけました。
丹野氏は、海外での健康面のリスクや文化・習慣・法律の違い、喫煙や飲酒についての注意、米大学が近隣の強盗被害後に学生に出した助言についても解説しました。また、違法薬物や特殊詐欺など知らないうちに犯罪加害者にされてしまうリスクや、テロの被害に遭わないための心構えや対策、自然災害への対処についても丁寧に説明。「大使館や総領事館では365日24時間、連絡を受けられます。日本の外務省でも大丈夫ですから、万一の時は連絡をしてください。できる限りの対応をします」と話し、連絡先などを紹介しました。最後に学長室国際担当の担当者が大学指定の海外旅行保険への加入を呼びかけ、セミナーを締めくくりました。
