理系教育センターの岡田工教授とToCoチャレ「サイエンスコミュニケーター」の学生4名が、8月8日に寒川浄水場(神奈川県高座郡寒川町)で開かれた県営水道フレンズ特別イベント「親子de水道フレンズ」をサポート。「水に関する実験ショー」を実施しました。神奈川県営水道が水道事業への理解促進などを目的に、利用者との交流を図る目的で実施したイベントで、岡田教授とサイエンスコミュニケーターは2016年の初参加以来、今回で8回目の参加となりました。

当日は事前予約した約30名の親子連れが参加。サイエンスコミュニケーターのアドバイザーも務める岡田教授は、「水と真空のふしぎな実験」と題して講義し、「雲はなぜ浮くと思いますか?」と問いかけ、雲ができる仕組みや浮く理由を分かりやすく解説しました。サイエンスコミュニケーターのメンバーがサポートして、子どもたちがペットボトルとアルコール、水、炭酸キャップを使って雲ができる仕組みや過程を体験。また、ペットボトルを2つ繋げて竜巻をつくる実験にも挑戦しました。「真空の実験」では、ポンプを上下に動かして真空状態をつくる器具を使い、空き缶の中の空気を抜き、容器に入れたラーメンの袋やマシュマロが真空状態でどのようになるのかを実験で観察。白い花が真空状態の容器の中で透明になる実験では成功すると全員で拍手しました。最後の「空気砲」の実験では、勢いよく飛び出したスモーク状の空気がきれいな輪になると、歓声が上がりました。参加した親子連れは、「どの実験も初めてで楽しかった。なぜそうなるのかもっと知りたくなった」「大人も興味を持って楽しめる実験ばかりでした。子ども一緒にできて楽しかったです」といった感想が聞かれました。

今回、参加したサイエンスコミュニケーターは全員1年次生です。中條和織さん(工学部)は、「ペットボトルを連結できる仕掛け作りに苦労しました。これからも子どもたちに多くの実験を楽しんでもらいたい」と話しました。中條さんと一緒にペットボトルを準備した三上雄己さん(理学部)は、「ダイナミックな動きがある実験は子どもたちを引き付けます。そこから“なぜ?”と疑問を持ってくれたらうれしい」と笑顔。大嶋隆太郎さん(同)は、「楽しい実験でも、“難しいな”とつまずいてしまうことがあります。そこをさりげなくサポートしてあげたい」、栃木ひなたさん(同)は、「理科好きでも学校の授業が難しくなると苦手意識を持つ子どもが多いと思うので、楽しい実験を通して“理科は面白いよ!”と伝えたいと思います」と目を輝かせました。
岡田教授は、「年齢が近い学生たちが関わることで子どもたちの理科に対する親しみが増してくれればうれしい。学生たちにとっては、子どもたちに分かりやすく説明しようとするより深く本質的な理解が求められることに気づく貴重な経験を積み重ね、学びを深めてほしいと思います」と話しました。







