静岡キャンパスにおける一部授業のストライキについて


東海大学教職員組合に加盟をしております本学非常勤教員が担当する一部の授業において、ストライキを実施する旨大学に通告が届いております。本学は一部の非常勤教員との間の雇用問題につき、当該非常勤教員に対して十分な説明をする機会を設け、東海大学教職員組合との間でも団体交渉その他の方法で協議を続けて参りました。
したがって、本学が非常勤教員との交渉に応じる姿勢を見せないといった組合側の一方的な主張は事実ではありません。なお、これまでの交渉において本学は、学生にとってより魅力的な教育、社会が求める人材の育成を実現すべく日々尽力、改革を進めており、その結果として大幅な組織改編・カリキュラム改訂を実施することになり、一部非常勤教員の契約終了に至ったこと、及び当該雇用契約は法令を遵守しており適法であることを説明していますが、東海大学教職員組合には本学の考えが受け入れられず、先月には組合員である一部の非常勤教員が東京地方裁判所に提訴したとの報道がなされました。東海大学教職員組合とは近々に団体交渉が開催予定であるにもかかわらずストライキを実施するという組合側の姿勢には驚きを禁じ得ませんが、正当な態様でのストライキは労働者に認められた権利であり、本学としては適法にストライキが行われる限りで甘受しなければならないと考えています。学生、保護者の皆さまには大変ご迷惑をおかけ致しますが、本学は適切に対処して参る所存ですので、何卒ご理解いただけますようお願い致します。
東海大学教職員組合からの通告によれば、ストライキが行われた場合、静岡キャンパスの12月5日(月)、12月9日(金)の語学の授業のうち、一部の授業時間帯(40分)を休講いたします。ストライキが実施された場合、今後補講等の対応を適切に行っていく予定です。その場合には、該当授業の受講者(計55名)をはじめ、関係の皆さま方に多大なご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。
なお、該当授業の受講者(静岡キャンパスのみ)に対しては、学生ポータルサイトにて通知済みです。