10月11日に「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が開かれ、読売ジャイアンツから付属相模高校の石田隼都選手(3年・投手)が4位で、硬式野球部の亀田啓太選手(体育学部4年次生・捕手)が育成3位で指名を受けました。また、東北楽天ゴールデンイーグルスから卒業生の吉川雄大選手(体育学部2018年度卒・JFE西日本・投手)が7位で、山形高校の大河原翔選手(3年・外野手)が育成3位でそれぞれ指名されたほか、相模高卒業生の豊田寛選手(日立製作所・外野手)が阪神タイガースから6位で指名されています。
相模高で行われた記者会見に臨んだ石田選手は、「夢だったプロ入りを果たすことができ、ホッとすると同時にとてもうれしく思っています。ジャイアンツは先輩でもある原辰徳監督や菅野智之投手をはじめ、素晴らしい選手がたくさんいるので光栄です」と笑顔で話しました。1年時から主力として活躍し3年春の選抜高校野球大会ではエースとしてチームを高校日本一に導いており、「これまでお世話になったすべての方のおかげで今の自分があります。結果を残して恩返しをするため、1日でも早く1軍のマウンドに立って獲得できるタイトルはすべて狙っていきます」と力強く抱負を語りました。
平塚市の野球部寮で井尻陽久監督(体育学部教授)らと吉報を待った亀田選手は、チームメートから祝福されてホッとした表情を見せ、「付属甲府高校3年生の時は自分の実力不足を痛感し、プロ志望届を出さずに大学進学を決めました。大学では福岡ソフトバンクホークスに入団した海野隆司選手と寮で同部屋になり、一緒に練習する中でたくさんのことを学びました。井尻監督からは体だけでなく気持ちを強く持つ大切さを、甲府高の村中秀人監督からは捕手としてのリード面を教えていただいたことが今に生きています」と振り返りました。プロ入り後に向けて、「原監督や菅野投手、大城卓三捕手をはじめ東海大の先輩方が野球に向き合う姿を見て、聞いて、たくさんのことを吸収したい。まずは支配下登録を目指します」と意気込みを語りました。