来年１月２、３日に行われる第98回東京箱根間往復大学駅伝競走に向けて、12月15日に湘南キャンパスで陸上競技部駅伝チームのエントリー選手発表記者会見を実施しました。東京・大手町から箱根・芦ノ湖までの往路５区間（107.5キロ）、復路５区間（109.6キロ）の合計10区間（217.1キロ）で優勝を争う同大会に、本学は９年連続49回目の出場を決めています。
当日はテレビ局や新聞社などから多数の記者が参加し、陸上競技場で練習風景を撮影した後、17号館ネクサスホールで共同記者会見を行いました。選手や参加者同士が距離をとり、アクリル板を設置するなど新型コロナウイルス感染症対策を講じた会場では、冒頭で両角速駅伝監督（体育学部教授）があいさつし、「10月の出雲全日本大学選抜駅伝競走で９位、11月の全日本大学駅伝対校選手権大会で12位と悔しい結果が続いています。それでも選手たちは自身の課題と向き合いながら、必死になってトレーニングを重ねています。その結果、多くの選手が競技能力を伸ばし、全日本に出場した２選手が箱根駅伝のエントリーから外れるなどチーム内の競争も激しくなっています。目標は総合６位で、最低でも総合10位までに与えられるシード権を確保したい」と話しました。続いて、両角駅伝監督や選手たちへの個別取材も行われ、今大会に向けた抱負や意気込みを問われた監督、選手たちは丁寧に自らの考えを述べていました。
本間敬太駅伝主将（体育学部４年次生）は、「今シーズンはここまで、納得のいく結果を残せていません。しかし、選手同士でも頻繁にミーティングを開くことで意思統一を図り、本番に向けた準備を進めています。けがなどで主力選手の一部を欠くなど、万全のチーム状態とは言えませんが、エントリーした16選手は全員が自信を持ってスタートラインに立てるコンディションにあります。当日は、新型コロナ禍でも大会開催に向けて尽力してくださる方々、日ごろから応援してくださる皆さんへの感謝を込めて走ります」と決意を語っていました。
