九州キャンパス柔道部女子が全日本学生柔道優勝大会の3人制で初優勝しました

九州キャンパス柔道部女子が6月24、25日に東京都・日本武道館で開催された全日本学生柔道優勝大会の女子二部(3人制)に出場。4試合を戦い抜き、初優勝を遂げました。

昨年度の同大会でルーキーながら3位に入賞する快進撃を演じた増田美羽選手(文理融合学部2年次生)、入江桃子選手(同)、鎌田晶妃選手(同)の3名は、5月21日に福岡武道館で開かれた九州学生柔道優勝大会で、4チームによる総当たりの戦いを2勝1分けで制し、2年連続で本戦出場権を手にしました。本戦では、初戦となった2回戦で名城大学に2―0、3回戦で姫路獨協大学に3―0で勝利。前回覇者で九州地区予選では引き分けた福岡工業大学との準決勝は、先鋒の増田選手が小外掛けで一本勝ちし、中堅戦を落としたものの、大将の鎌田選手が開始19秒で内股を決めて勝利しました。広島大学との決勝は先鋒戦で敗れ、後がなくなりましたが、中堅の入江選手、大将の鎌田選手がそれぞれ一本勝ちで優勝を決めました。

鍋倉義盛監督(東海大学職員)は、「一人ひとりが確実に力をつけ、技術はもちろんメンタル面も強くなり、全員がポイントを取れる選手に成長しました。機動力のある増田、流れをつくれる入江、安定感のある鎌田と、それぞれの持ち味を発揮し、想定以上の戦いぶりで勝利を重ねてくれました」とたたえました。2年連続で優秀選手に選ばれた鎌田選手は、「緊張する場面もありましたが、互いの強みを褒め合って自信をつけて試合に臨みました。全員が積極的に前に出る柔道で戦い、優勝できて本当にうれしいです」と語りました。

なお、九州キャンパス男子は1回戦で帝京大学と対戦。先鋒戦、次鋒戦で勝利し、リードを奪ったものの、3―4で惜しくも敗れました。