ロシア軍によるウクライナへの侵攻に対する声明

今般のロシア軍によるウクライナへの侵攻を強く非難し、速やかな軍事行動の停止と平和的解決を訴えます。一方的な攻撃に抗せざるを得ない状況において、ウクライナの国民への被害が拡大するばかりであることは、誠に憂慮に堪えません。


私たち東海大学は、未だ冷戦下であった1973年のモスクワ大学との学術協定締結を始めとして、多くのロシアの大学と協定を結び、今日に至るまで積極的に学術・文化・スポーツの交流を深めてきました。

長年に亘り地道に築いてきたこれらの信頼関係に基づき、ロシアに対して平和的解決を呼びかけ続けることが東海大学の使命と認識しております。

これまで深い交流のあるロシアの大学の学長宛には、今回のウクライナ侵攻を深く憂慮していると共に、世界の平和・発展に貢献する人材輩出のため、学術交流はこれからも絶やさず続けていく我々の意志を込めた親書を送りました。

このような危機の時であるからこそ、我々大学は学術・文化交流の灯を絶やすことなく堅持して行かなければならないと考えています。

東海大学    
学長 山田 清志