【学生・教職員各位】海外渡航に関する本学の方針について

新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大を受け、外務省渡航安全情報「感染症危険レベル2」以上が発出されている国・地域への留学、研修、旅行、研究活動等による出張を含め、渡航は禁止としてまいりました。

しかしながら、2022年度はできるだけ以前の教育研究環境に戻していくという方針であることから、海外渡航については、各所属・各個人にて以下のようなリスク管理を行うことを条件に渡航を可能といたします。
但し、以下のリスク管理を行っていても、昨今の世界情勢を鑑みロシア・ウクライナ・ベラルーシへの渡航は禁止致します。また、紛争当事国と国境を接する国への渡航も自粛をお願いいたします。

学部・学科等主催の海外研修・実習

(1) 実施をする学部・学科等にて、渡航先国の感染状況・医療体制・緊急時の対応手段などを予め十分確認すること。
(2) 実施をする学部・学科等にて、参加学生・引率教員の渡航前検査の(渡航前検査が不要な渡航先の場合は渡航の)一週間前から渡航まで健康管理・感染防止対策の徹底と、帰国後の国が定めた隔離期間とその期間内の行動制限を厳守すること。
(3) 渡航直前に参加学生または引率教員に新型コロナウイルス陽性者や体調不良者、濃厚接触者が出た場合の対応方法を決めておくこと。
(4) 現地で体調不良者、特に新型コロナウイルスの感染者が発生した場合の対応方法、体制を整えておくこと。特に引率者が新型コロナウイルスに感染した場合の対応方法を事前に十分に検討し決めておくこと。
(5) 帰国前72時間以内の新型コロナウイルスの検査で陽性と判定された場合に、陽性者本人とその他の参加者への対応方法を事前に十分に検討し決めておくこと。
(6) 現地で新型コロナウイルスの検査で陽性と判定された場合に、誰が現地に残るかなどの対応や、引率教員自身が帰国時の検査で陽性と判定された場合や隔離期間に発症または陽性が確認された場合に、当初の予定通りに出講・出勤ができないことを想定し、授業や業務に影響が無いような体制を整えておくこと。
(7) 現地で延泊を余儀なくされた場合の航空券の変更手数料、延泊分の宿泊費などの追加の費用がかかることを学生が事前に了解していること。また、引率教員にかかる追加費用については、カレッジ・学部・学科等で対応すること。

海外出張(学会参加、現地調査、共同研究打ち合わせ等)

(1) 渡航先国の感染状況・医療体制・緊急時の対応手段などを予め十分確認すること。
(2) 出張者本人は渡航前後各一週間の健康管理・感染防止対策を徹底すること。
(3) 現地にて新型コロナウイルスへの感染が判明した場合の対応方法や滞在先周辺の医療機関の情報などを予め確認しておくこと。
(4) 帰国前72時間以内の新型コロナウイルスの検査で陽性になった場合の延泊費用・航空券変更費用等追加でかかる費用については、出張者の予算の範疇もしくは個人の費用で対応すること。
(5) 帰国前72時間以内の新型コロナウイルスの検査で陽性と判定された場合や、帰国時の検査で陽性と判定された場合、隔離期間に発症または陽性が確認された場合に、当初の予定通りに出講・出勤ができないことを想定し、授業や業務に影響が無いような体制を整えておくこと。

海外派遣留学

2022年度は短期、中長期ともに以下の条件のもとで実施の方向といたします。
(1) 大学側が最終的に渡航可能と判断した留学先のみ実施する。(既に内定・決定をしている場合でも、現地の感染状況やその他の要因にて直前に中止となる場合もある。)
(2) プログラム応募時に大学所定の誓約書に同意をすること。
(3) 渡航前に実施する大学主催の説明会及び危機管理セミナーに必ず参加すること。

海外研修航海

実施の可否については現在検討中のため改めてご案内します。

<共通留意事項>
・ 渡航する国・地域の「渡航安全情報、感染症危険レベル」を十分把握していること
・ 渡航期間が3か月未満:外務省海外旅行登録「たびレジ」への登録を必ず行うこと
・ 渡航期間が3か月以上:滞在国・地域の在外公館にて「在留届」の提出を必ず行うこと
・ 感染症治療、緊急一時帰国費用等に十分対応できる海外旅行傷害保険等に加入していること
・ 学生が海外渡航をする場合には、必ず事前にその旨を指導教員に伝えること。
・ 教職員が海外渡航をする場合には、上記のリスク管理を行ったうえで学内の所定の手続きを行うこと。

【海外渡航情報】

東海大学副学長(国際担当)
吉川 直人

本件問い合わせ先
TEL: 東海大学国際担当: 0463-58-1211(代表)
メール:学生の場合:tokai.global@tsc.u-tokai.ac.jp
    教職員の場合:be1global@tsc.u-tokai.ac.jp

以 上