【5月28日開催】中部大学×地球市民セミナー『地球市民のルネッサンス~ダイバーシティとフェアネスの観点から~』

5月28日(土)に東海大学高輪校舎において地球市民セミナー『地球市民のルネッサンス~ダイバーシティとフェアネスの観点から~』を開催します。
昨年、包括協定を結んだ中部大学と東海大学の共催企画となります。
山羽 基教授(中部大学工学部建築学科)、平野 葉一客員教授(東海大学文明研究所)を講師に迎え、現在の社会を考え、グローバルな未来を描くにあたり、どのような価値観が必要なのかを考えるセミナーとなっています。
ご興味のある方は、奮ってご参加願います。

■日時
 2022年5月28日(土)14時~16時半
 14:00 セミナー開会
 開会挨拶:東海大学 学長 山田清志
 14:05 基調講演① 中部大学工学部建築学科 山羽基教授
 14:40 基調講演② 東海大学文明研究所 平野葉一客員教授
 15:10 休憩
 15:20 パネルディスカッション
 基調講演者2名に3名のパネラーを加えて意見交換を行います
 パネルディスカッションの最後には会場との質疑応答も行います
 16:30 閉会挨拶:中部大学 学長 竹内芳美
■場所
 東海大学高輪校舎2号館2B101教室
■参加人数
 150名(オンライン500名)
■対象
 中部大学・東海大学の学生・教職員、一般
■参加費
 無料
■講師
<基調講演>
 中部大学工学部建築学科 山羽基 教授
 東海大学文明研究所 平野葉一 客員教授
<パネルディスカッション>
 中部大学人文学部コミュニケーション学科 柳谷啓子 教授
 東海大学教養学部人間環境学科 内田晴久 教授
 東海大学政治経済学部政治学科 辻由希 教授
 (モデレーター)東海大学国際学部国際学科 吉川直人 教授
■参加申し込み
 締切 5月27日(金)
 ※開催当日午前中に最終のご案内をいたします

※会場参加者数が多数の場合は、オンライン参加をお願いする場合がございます。

概要

現在のコロナ禍や資本主義経済の中で様々な価値観、習慣・規範といったものを変えざるを得ない状況です。パラダイムシフトといわれていますが、今、現在の社会を考え、グローバルな未来を描くにあたり、どのような価値観が必要なのかを考えるセミナーです。

内容

ヨーロッパでは14世紀に黒死病(ペスト)が起こり、約3分の1の人々が亡くなり、農業労働人口が激減し、様々な社会変革が起こりました。約一世紀後に文化的価値をキリスト教観ができる前の学問や知識の価値を再発見したルネッサンスが起こります。この黒死病で、社会が混沌として、その社会が未来に繋げた結果がルネッサンスであるという説もあります。
現在も新型コロナウイルス、経済問題、環境問題、国際紛争など、様々な問題があり、社会が混沌としています。このような問題を克服して、世界を未来に繋げるためには自然環境と人間社会の関わり合いを振り返り、科学技術の発展が現代文明にどのような影響を与え、その中で必要な価値観とはどのようなものだったのでしょうか。また、その延長線上にある現代に生じている社会の問題点を分析し、そこから未来展望を考えることが必要ではないかと考えます。
副題に「ダイバシティとフェアネスの観点から」とあるのは、現在の社会がグローバル化している中で地球市民が共生するためには、不可欠な価値観の一つだと思われるからです。このセミナーで、もう一度、人間社会とは何かを考え、変えなくてはいけないもの、変えてはいけない価値観を、改めて考えてみたいと思います。