湘南校舎では6月20日に、デンマーク・コペンハーゲン大学(UCPH)人文学部の教職員の来訪を受けました。UCPHは1479年に創立されたデンマークで最も古い大学で、人文科学部、健康・医学部、法学部、理学部、社会科学部、神学部を擁し、約38000名の学生が学んでいます。本学とは2018年に学生交流に関する覚書を締結するなど密接な交流を展開しています。
今回は、国際交流担当職員のクリスチャン・ユール・ムーラ・ビッチ氏、ミケール・ボー・リューエ・ラーセン氏、サブリナ・リュッケゴー・スィット氏と同学部日本語学科准教授で、本学で日本語を学んだマリエ・ロースゴー氏が参加。まず本学の山田清志学長と吉川直人副学長、デンマークにある本学ヨーロッパ学術センター所長を務める堀真奈美教授(健康学部長)と面談し、コロナ禍における両国の授業方法や本学におけるデンマークとの交流の歴史などについて語り合うとともに、UCPHから「次回デンマークを訪れられた際にはぜひUCPHを来訪してほしい」とのメッセージが寄せられました。
一行は湘南校舎内の学生食堂や書店、キャンパス中央の噴水横に置かれた人魚姫像などを見学するとともに、文化社会学部北欧学科の授業や資料室も視察。また、ユニバーシティビューローの山口滋ゼネラルマネージャーや国際担当の職員と今年の秋学期からUCPHでスタートする協定校の学生専用日本語クラスや、UCPHから本学への留学生の単位取得などについて意見を交換しました。
さらに、オンラインと対面を併用して本学の学生向けに「北欧の大学を知ろう!」と題してUCPHについて紹介。約25名の参加者にデンマークの高等教育の制度の紹介や、UCPHの4つに広がるキャンパスの紹介、留学した際に履修可能な科目やサポート体制について説明しました。