湘南校舎で「Tokai Hygge」を開催しました

東海大学では6月9日と16日に、湘南校舎1号館のGlobal Agoraで海外のパートナー校と本学の学生によるオンライン国際交流イベント「Tokai Hygge」を開催しました。2019年度の終わりから新型コロナウイルス感染症の世界的拡大の影響で海外留学や対面での交流が中止になるなど、さまざまな制限を受けてきました。本学では、パートナー校の学生らとオンラインで交流する機会を設けようと、20年春から本イベントを企画してきました。今回は、初の対面形式による実施となり、タイ・モンクット王ラカバン工科大学(KMITL)と韓国・漢陽大学から本学に短期留学している学生と本学の日本人学生が交流。両日ともに約25名が参加しました。

9日には、KMITLの留学生と本学の日本人学生が7つのグループに分かれて交流しました。グループディスカッションでは、互いの学生生活や文化について紹介し、海外旅行の経験談や好きな食べもの、アニメなどについて語り合いました。また、互いの国の違いについて話す場面もあり、「タイでは電車が街中を車のように通るので、日本の線路や駅がとても整備されていて驚いた」という留学生の発言に対して、「日本にも数は少ないけれど路面電車が各地にまだあるよ」といった会話があり、共通する点を発見して盛り上がりました。さらに、学生たちはSNSなどで連絡先を交換して交流を深めました。

16日は、漢陽大学からの留学生と本学の日本人学生らが交流。本学の宋ミンジェさん(文化社会学部3年次生)による開会のあいさつに続いて、6つのグループに分かれ、日本語と韓国語をミックスして日本に留学して感じたことや観光した場所、好きなK-POPアイドル、将来の目標などについて語り合いました。参加した学生からは、「以前からオンラインで参加していたのですが、対面だとこれまで以上に人とかかわりを持てているという実感があった」「最初から気さくに話すことができたので、終盤は将来や人生について相談するほど打ち解けていました」といった感想が聞かれました。