全日本学生柔道優勝大会で男子柔道部が準優勝、女子柔道部がベスト8となりました

全日本学生柔道優勝大会(男子64回、女子24回)が6月27日、28日に日本武道館で開催され、湘南キャンパスの男子柔道部が大会8連覇を目指して出場。しかし、決勝まで進出したものの筑波大学に僅差で敗れ準優勝となり、記録更新は逃しました。同大会は男子が体重無差別の7人制、女子は体重別の5人制と体重無差別の3人制のトーナメントで行われるものです。

男子柔道部はシードで28日の2回戦から登場。福岡大学に7-0、日本体育大学に4-0、準々決勝の山梨学院大学に4-1で勝利しました。準決勝の国士舘大学戦を5-0で下して順調に勝ち上がり、決勝戦では筑波大学との対戦となりました。先鋒、次鋒が敗れ序盤から追い詰められましたが、今大会の優秀選手に選ばれた倉橋功選手(体育学部4年次生)と長澤憲大主将(同)がポイントを取り返し、大将戦を含む7試合を終えた時点で2-2の大接戦を演じます。勝負を決する代表戦では、ウルフ・アロン選手(同2年次生)が8月にある世界選手権代表の永瀬貴規選手と熱戦を繰り広げ、試合時間の5分を戦い切りましたが、指導1の差で惜しくも敗れました。

上水研一朗監督(体育学部准教授)は、「この結果をしっかりと受け止め、次の試合に向けてできる限りの指導をしていきます」と語りました。なお、女子柔道部は5人制に出場し、1回戦の九州看護福祉大学を2-0で下すと2回戦の大阪体育大学で1-1となり、代表戦で金子岬加選手(体育学部4年次生)が勝利。準々決勝に進みましたが、筑波大学に1-3で敗退してベスト8となりました。九州キャンパスの男子柔道部は1回戦で、天理大学に0-6で敗れました。

準決勝 東海大学5-0国士舘大学
先鋒:香川大吾選手(体育学部1年次生) 優勢勝ち
次鋒:阪本健介選手(同4年次生)    反則勝ち
五将:ウルフ・アロン選手        一本勝ち
中堅:倉橋功選手            一本勝ち
三将:ベイカー茉秋選手(同3年次生)  優勢勝ち
副将:影浦心選手(同2年次生)     引き分け
大将:長澤憲大選手           引き分け

決勝 東海大学2-2筑波大学
先鋒:阪本健介選手           優勢負け
次鋒:香川大吾選手           一本負け
五将:倉橋功選手            優勢勝ち
中堅:ウルフ・アロン選手        引き分け
三将:長澤憲大選手           一本勝ち
副将:ベイカー茉秋選手         引き分け
大将:影浦心選手            引き分け
代表戦:ウルフ・アロン選手       優勢負け