国際体操連盟会長に本学卒業生の渡邊守成氏が選出!!

10月19日に東京都内で行われた国際体操連盟(FIG)総会の会長選挙におきまして、本学卒業生で日本体操協会専務理事の渡邊守成氏(1983年度体育学部卒)が、欧州体操連合のジョルジュ・グルゼク会長に100対19票の大差をもって第9代国際体操連盟(FIG)会長に選出されました。

国際体操連盟会長に日本人が選出されるのは初めての快挙です。
他の競技団体を含めても日本人が会長職に選出されたのは、1952年から1965年まで国際柔道連盟会長を務めた嘉納履正氏、同じく国際柔道連盟会長を1979年から1987年まで務めた本学創立者の松前重義博士、1987年から1994年まで国際卓球連盟会長を務めた荻村伊智朗氏に次いで、渡邊氏で4人目となります。

渡邊氏は1959年福岡県北九州市生まれ。東海大学体育学部在学中の1981年に交換留学制度を利用してブルガリア国立体育大学に2年間留学し、体操のナショナルチームでコーチを務めました。卒業後はジャスコ株式会社(現イオン株式会社)に入社。イオン新体操スクールの設立・運営に注力するとともに、日本体操協会では1997年に理事、常務理事を経て2010年に専務理事に就任。2013年からは国際体操連盟理事を歴任されています。

国際体操連盟会長の任期は2017年から4年間。2020年の東京オリンピックにおいても渡邊氏の活躍が期待されます。