男子柔道部が全日本学生柔道優勝大会で3連覇を果たしました

6月23、24日に日本武道館で開催された全日本学生柔道優勝大会で、湘南キャンパスの男子柔道部が3年連続の優勝を果たし、大会最多優勝回数を23に更新しました。男子柔道部は24日の2回戦から登場。星槎道都大学に7-0で勝利すると、3回戦では桐蔭横浜大学に4-0、準々決勝では山梨学院大学に5-0、準決勝では天理大学に3-0と1ポイントも落とさず勝ち上がりました。筑波大学との決勝では、先鋒から五将まで引き分けましたが、中堅の太田彪雅選手(体育学部3年次生)が大外刈りで一本勝ち。三将戦、副将戦を引き分け、大将戦では村田大祐選手(同4年次生)が惜しくも敗れ同点となります。それでも、代表戦を任された太田選手が開始1分37秒、払い腰で一本勝し優勝を決めました。

上水研一朗監督(体育学部教授)は、「主将の香川大吾(同4年)と太田はけがもあり万全の状態ではなかったことで、一戦一戦がとても苦しい戦いとなりました。筑波大は3年前の決勝で敗れていた相手でしたし、さらに一体感があり、団体戦の戦い方も熟知しているチームなので、今大会でも代表戦にもつれ込んだときは“厳しい”と感じました。しかし、最後は太田がよくやってくれました」とコメント。太田選手は、「上水監督から“エースとしての自覚を持て”と言われてきて、決勝戦でやっと仕事ができたのでよかった。3連覇へのプレッシャーがあったので、優勝が決まった瞬間はホッとしました。代表戦で勝てたことで自信もついたので、この経験を個人戦にもつなげていきたい」と語りました。

なお、5人制に出場した女子柔道部は1回戦で松山東雲女子大学に5-0で勝利し、2回戦では国際武道大学を4-0で下しましたが、準々決勝で国士舘大学に2-2の内容差で惜敗。また、九州キャンパス男子柔道部は初戦で北陸大学に2-2の内容差で敗れました。

2回戦vs星槎道都大学  〇7-0
3回戦vs桐蔭横浜大学  〇4-0
準々決勝vs山梨学院大学 〇5-0
準決勝vs天理大学    〇3-0
決勝vs筑波大学     〇2-1(代表戦)
先鋒:立川 新(体育学部3年次生)引き分け
次鋒:松村颯祐(同1年次生)   引き分け
五将:奥野拓未(同4年次生)   引き分け
中堅:太田彪雅          一本勝ち
三将:後藤龍真(同2年次生)   引き分け
副将:香川大吾          引き分け
大将:村田大祐(同4年次生)   一本負け
代表戦:太田彪雅         一本勝ち