ラグビーフットボール部が全国大学選手権準々決勝で筑波大学に勝利しました

関東大学リーグ戦で2年連続優勝を果たし、第56回全国大学ラグビーフットボール選手権大会への出場を決めた湘南キャンパスのラグビーフットボール部が12月21日に東京・秩父宮ラグビー場で、同大会初戦となる準々決勝で筑波大学(関東大学対抗戦4位)と対戦。24―3で勝利し、準決勝進出を決めました。

試合前半は、東海大、筑波大ともに粘り強い守備で相手の攻撃を防ぎ、拮抗した展開となります。東海大は試合開始から18分に、相手陣深くのラインアウトから中央にボールを運ぶとPR中野幹選手(体育学部4年次生)がゴールポスト下に先制のトライ。SO丸山凜太朗選手(同2年次生)のゴールも決まり7-0としました。前半終了間際にペナルティキックで3点を失うも、7-3とリードして折り返します。

後半に入っても両者とも鍛え上げたディフェンス力を発揮。膠着した時間帯が続きましたが、52分に東海大の丸山選手が相手の隙を突いてタッチライン際に飛び込んでトライを挙げ、リードを広げます。さらにFW陣が得意のモール攻撃を見せ、試合終盤に途中出場のPR黒田宗平選手(教養学部3年次生)がトライ。終了間際にもFLレキマ・ナサミラ選手(体育学部1年次生)からWTB林隆広選手(同2年次生)へとつないでダメ押しのトライを決め、24-3と勝負を決定づけました。

木村季由監督(体育学部教授)は、「全国大会初戦の緊張感がある中でも、選手たちは一人ひとりが役割を果たすことで、自分たちの強みを出そうとゲームに臨んでくれた。ペナルティやミスもあったが、1試合を通じて粘り強いプレーができていた。この試合で見えた課題にきっちりと対策し、次戦に向けてさらに成長していきたい」と話します。CTB眞野泰地主将(体育学部4年次生)は、「ペナルティが多く、セットプレーでも安定欠いて後手に回る場面もあったが、しっかりとディフェンスでハードワークすることで勝利につなげられた。準決勝では筑波大の思いも背負って頑張りたい」と次戦を見据えています。

1月2日(木)に秩父宮ラグビー場で開催される準決勝戦では、明治大学(関東大学対抗戦1位)と対戦します。引き続き選手たちへの温かいご声援をお願いいたします。