陸上競技部駅伝チームが全日本大学駅伝で準優勝しました

湘南キャンパスの陸上競技部駅伝チームが、11月1日に開催された全日本大学駅伝対校選手権大会(愛知県・熱田神宮西門前から三重県・伊勢神宮内宮宇治橋前まで8区間・106.8km)で準優勝しました。今大会には全国から25チームが出場する中、昨年度に続いて創部初となる連覇を狙いましたが、優勝した駒澤大学とアンカーまでもつれる激戦を繰り広げるもあと一歩で優勝を逃しました。

1区は佐伯陽生選手(体育学部1年次生)が区間7位ながらも新記録となる好走を見せます。2区の市村朋樹選手(同3年次生)は区間19位、17位と苦戦しましたが、続く3区では塩澤稀夕駅伝主将(同4年次生)が区間2位の激走で11位に浮上。4区の石原翔太郎選手(同1年次生)もルーキーながら力強い走りを見せ6位まで順位を押し上げ流れをつくりました。5区の本間敬大選手(同3年次生)も区間4位と粘り強く走り、6区の長田駿佑選手(同3年次生)は前半からハイペースで飛ばし集団から抜け出します。区間賞の走りで明治大学とほぼ同時にトップでタスキをつなぎました。7区の西田壮志選手(同4年次生)は先頭から差をつけられるも青山学院大学から39秒差の2位で昨年度もアンカーを務めた名取燎太選手(同)に後を託します。名取選手は、駒澤大学の田澤廉選手と並走しながら徐々にトップを追い詰め、10.6㎞地点で青山学院大学を捉えます。その後は田澤選手と一歩も引かないデッドヒートを繰り広げましたが、最後はあと一歩届かず23秒差で準優勝となりました。

両角速駅伝監督(体育学部教授)は、「まずは新型コロナが収束に至らない中、大会を開催していただき、選手に走る機会が与えられたことに感謝しています。レースは、前半のミスが最後まで響く形にはなりましたが、駅伝には出遅れはつきものです。後続の選手たちがよく盛り返してくれました。来年1月の箱根駅伝では今大会から2区間増えることになりますが、この悔しさをバネにしてチーム全体でレベルアップを図り、2年ぶりの総合優勝を狙っていきます」と話しています。