日露学長会議で山田学長が講演しました

東海大学では、3月3日に江東区・東京国際交流館で開かれた「第5回日露学長会議」に参加しました。この国際会議は、日本とロシアの大学が共通して直面する課題について意見を交換し、教育・研究交流の推進とパートナーシップの強化を目指して2009年から開かれているものです。今回は両国から42大学が参加。本学からは山田清志学長や片山恵一国際部長らが出席しました。

当日は、本学を代表して、山田学長が「社会における大学の役割~東海大学の取り組みから」と題して講演。本学が旧ソ連時代から続けている政府や高等教育機関との交流の歴史を紹介した後、沖縄県西表島にある沖縄地域研究センターの事例から環境分野における本学の取り組みを紹介。1976年のセンター開設以来、西表島や近隣の島々の調査を続けている成果が環境保全に向けた行政の政策立案や生物の保護活動に生かされていることなどを説明しました。その上で、「大学が社会に貢献していくためには、まず地域との信頼関係をつくることが大切です。世界の平和と安定のためには、ここに集まった両国の大学が団結し、世界を取り巻く一つひとつの課題に取り組んでいくことが重要になります」と語りました。

日露学長会議で山田学長が講演しました