留学生が横浜市立戸塚中学校と「異文化交流会」を行いました

別科日本語研修課程では、6月24日に横浜市立戸塚中学校(神奈川県横浜市)で「異文化交流会」を実施しました。本課程で学ぶ留学生の語学力向上や日本文化への理解を深めることを目的としたもので、これまでは湘南キャンパス近隣の小学校や中学校などの授業に参加して交流してきました。今回は初めて、部活動との交流の機会となりました。スペイン、カナダ、タイ、モンゴル、韓国出身の留学生11名が参加し、戸塚中学校の国際交流部に所属する1年生から3年生の生徒約40名と交流しました。
最初に同校の川邉哲生校長から、「来校していただき、国際交流という貴重な機会を設けることができました。今後もこのような機会を続けていけたらうれしく思います」と歓迎のあいさつを受けました。続いて、留学生たちが自己紹介をした後、数名のグループに分かれて懇談。留学生は自国の生活や食べ物、中学校生活などについて、写真などをパソコンで見せながら紹介しました。 生徒たちからの「日本に留学した理由」「中学校での部活動について」「日本に来て驚いたこと」などの質問にも丁寧に答えました。交流会終了後には、校舎内の体育館や道場、教室などを生徒たちの案内で回り、親睦を深めました。
生徒たちは、「はじめは緊張したけれど、とても楽しく話すことができました。本やインターネットで調べているだけではわからない、いろいろな国のことを知れて面白かった」「日本語が上手なので驚きました。学校を案内しながら、学校の目標などを紹介できてうれしく思います。国によってずいぶん学校制度が違うことも学べました」「資料などを見ながら、ゆっくりお話しできて楽しかった。これからもこのような機会を持てたらいいと思いました」などと感想を述べました。一方、留学生は「みんな元気で、やさしく感激しました。自分の国のことに興味を持ってくれたので、分かりやすく話すように努めました」「大学生と話す以上にフランクに話すことができて、楽しい時間を過ごせました」「日本の中学校を知る貴重な機会で、自国との違いも認識できました」と語っていました。

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